8.3号盛皿 山帰来 [ＡＰ5-0208]

山近泰氏、山帰来の絵を描いた盛皿です。
山帰来とはトゲのある蔓性の植物で、ハート形の葉をもち、晩秋に真っ赤な真円の美しい実をつける、代表的な茶花の一つです。柏の木の自生しない西日本の各地では、柏の代わりにこの葉で餅をくるみ、サンキラモチなどと呼ばれているようです。また、日本では民間薬として毒消しに使われてきたそうで、病に罹った人が山に入り、この実を食べて元気になって帰って来たところから、山帰来と呼ばれるようになったといわれます。
八角形の形が、円形に無いモダンでしゃれた感じです。直径が25cmなので、さまざまなお料理の盛り付けに重宝しますよ。